この“世界”のやさしさとは
[この“世界”のやさしさとは]
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ほとんどの人は気づいていない。
そしてまた、“それ”を、見ようともしていないだろう。
そのやさしさを知った方が、人生に対するとらえ方が
変わるかもしれないのに。
きょうはすこし“医学”の関連から、私の感じているところを、
お話をしてみよう。
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ヒトという存在は、“やさしさ”によって生かされている、といえば、
笑われるだろうか。
“医学”を学べば学ぶほど、その緻密なはたらきや精妙な仕組みに
感心するばかり、になる。
“愛”って、基本的には相手を“生かすこと”ではないだろうか。
からだのすべての機能や、その臓器、器官が“あなた”(私)を生かすために
はたらいている。
それは、すべての“ヒト”に対してだ。
“守り”は『免疫系で』
“環境の変化への対応”は『自律神経』や『内分泌』で。
そして驚くべきは、絶えず“新しく”している、ということだ。
この世界の動力やエネルギーに関係している「古典物理学」には
“壊れたものは自ら元には戻らない”という絶対法則がある。
“生き物”はその法則から離れたところに“在る”
傷がついても、自らを元に戻そうとするはたらきがある。
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赤血球の寿命は3日といわれている。
あの硬そうな骨だって、「破骨細胞」と「骨芽細胞」によって、
破壊と創生のバランスがとられ、絶えず“新しく”保たれている。
私たちが、それを一切意識していない、となると、
いったい誰が、“それ”をしているのだろうか。
別に知らなくったっていい。
でも、自分が生かされていることに、ほんのわずかでも“感謝”して、
生きることができるようになると、
ほんのすこし、“あなた”(私)の人生が、温かく、なる、
のではないだろうか。
(『西洋医学』と『東洋医学』からの“癒やし”については、このあとも記す)
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