ため息・・・
「ため息は命を削るカンナなり」って言葉がある。
・・・確かに、あきらめの気持ちや、がっかりしたときの “ため息” は、
生きる意欲を削る。
でも、『副交感神経』をアップさせる効能もあるらしい。
現代のストレス社会では、『交感神経』をアップさせることの方が多い。
『交感神経』と『副交感神経』のバランスがうまく取れてないと、
病気になったり体の不調がでるリスクが高くなる。
喜びすぎて死んじゃった、 ・・・という話もある。
東洋医学的に見ると、『狂喜乱舞』は心臓に来るのでわかる気がする。
(興奮すると『交感神経』がアップし、血液がドロドロ、血管も細くなる)
“怒り”は「肝」を痛めるし、 考えすぎや思い悩むことが続くと、
『胃』に来たり、「内臓下垂」を起こす。
自分が愛されていることに気づき、ほっとする気分を
味わうと、体のいろんな機能が、うまく働いてくれるようだ。
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いろんなことがうまくいかないとき、
わざと、大きなため息をついてみるのもいいかもしれない。
意図的に、自分の心を観察しながら、大きく息を吐くと、
すこし気分が楽になっているのを感じるかもしれない。