“希望・・・”
かって、今ほどモノがあふれた時代が、あっただろうか。
そして人の心は、かってないほどに、ばらばらになり、
“正しく”生きているつもりが、一つも幸せじゃない。
“食”にしても、日本ほど“世界中”の地域の“食”が食べられるところは
ないそうだ。
“食物”から“生命”が消え、科学的な調味料や、ホルモンや抗生物質を
混ぜた餌で育てられた畜肉を食べている。
ふつう牛は3年ほどで成牛になる。
それを「成長ホルモン」で1年で大人にしたり、妊娠をしてもお乳が
出せるように、乳牛を人工的にホルモン調整をしている。
“心”から、生命の躍動感や生きる悦び、希望や期待を奪い、
食物からは、ミネラルやビタミン、“生きる力”をなくして、平気でいる。
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でも、おそらくは、心の底でそのおかしさに気づいているはず。
医学の “常識”にしても、
むかしはケガの備薬だった「赤チン」や「オキシフル」が
ばい菌の「タンパク質」を変性させて殺すモノだったため、使わない方が
治りやすい、とか、
「肝臓」にレバー、といっていたのが、「鉄分」が「肝臓」によくないからだめ、
という話になり、
「脳」のエネルギーは『糖』しかない、といっていたものが、
『ケトン体』の方が、エネルギー効率がいい、という話に変わってしまった。
そして日本の人たちは、“刷り込まれ上手”なのか、人の命を扱う医学の
常識がころころと変わっても、あまり気にするふうではない。
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正直、人生でいちばん大切なものは、『希望』だ。
未来を、いいものとしてみることができる『期待』だ。
それがあることで、“人の世”を明るく生きることができるのではないか。
ほとんどの人が、幼児を見てほほえむのは、
その、“無垢の心”と、親と世界を疑わない素直さを感じるからではないのか。
たとえ、独居の、プア老人、になっても、未来の希望は見失わないでいたい
ものだ。 (似非知識にごまかされないで・・・)
“希望”は、見なくなったときに “見えなくなる”