“愛”と“癒やし”のために・・・

この世界の “やさしさ”や“愛” そして“癒やし”を伝えていきたい。

幸せの青い鳥…

砂漠の中に城壁で守られた大きな街があった。

その街に向かう道の端に一人の老人が休んでいた。

そこに若者が通りかかり、その老人が “やぁ、・・・どこへ行くのかね”

と声をかけた。

その若者は、その街に行くと答え、“あの街はいいところですか?”と聞いた。

 

老人は、“以前に住んでいた街はどうだったかね?”と聞き、

その若者は、“いやぁ、ひどいところでしたよ・・・”と応え、以前の街のわるいところを

あれこれと数え上げた。

 

老人は言った。

“そうかい、そんなにひどかったのかい。・・・あの街もひどいよ” ・・・と。

 

・・・しばらくして、また別の若者が通りかかり、

また老人が“やぁ、・・・どこへ行くのかね?”とたずねた。

その若者は、その街に行くと答え、同じように “あの街はいいところですか?”と

聞いた。

同じような問答があったが、今度の若者は、以前の街がすごくよかったことを伝え、

その街はどうか、と聞いた。

 

その老人は、にこやかに応えたそうだ。

“あの街は、おまえさんの前に住んでいた街のように、すごくいいところだよ”と。

 

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私は、この話を忘れられない。

それは『引き寄せの法則』でもあり、幸運ややすらぎをはこんでくれる、

ものごとの“見方”でもある。

 

物事のわるい面ばかり、を見て、

人の批判や、文句、責任云々を言い続けている人には、おそらく死ぬまで

“やすらぎ”はやってこない。

 

厳しい正しさを求める心は、自分に対して向けるものではないだろうか。

人を批判し、責めたところで、自分は成長しない。

 

そして、自分も人も幸せにはしない。

真実の正しさは、“愛” の上にしかない。

それが、母親を5歳で亡くし、ひねくれた想いを何十年も持ち続け、

訳のわからない虚無の想いにさいなまれてきた、“老人”(私)の答えだ。

(私は、砂漠の賢者(老人)のようにはなれないが・・・)

“こころ”と“カラダ”

こころが癒やされなければ、

カラダの不調の改善はむずかしい。

 

 

心療内科」では、ほとんどの病いに『心”』かかわっている、という。

 

基本的には、“幸せな人”のほうが、免疫力も高く、自律神経のバランスも

よく、内分泌(ホルモン)のはたらきもいい。

 

 

整形外科の範疇に入る「腰痛」も、

その原因の85%は不明で、精神面での療法をカバーすることで71%の

改善が見られるという。

 

なかには、ペットの犬を飼うことで、何年も治らなかった『腰痛』が

軽くなったという「例」も報告されている。

 

・・・では、自分の心を癒やすためには、どうすればいいのだろう。

“愛”と“癒やし”のために…

初めまして。

 

まずは、自己紹介。

このブログは、「手技療法」を業としているもののブログです。

このブログにおいて、“癒やし”について書いていきたいと思っています。

 

病の苦しみ、生きていること自体の痛み、そして哀しみや虚しさ・・・。

わたし自身もすべて経験をしてきました。

 

もう答えは見つかったので、いつまで続けられるかわかりません。

でも、私の“手技”と 今までの“学び”が、もし同じような苦しみや

痛みを感じている“あなた”に役立てば、いいな、と思っています。

 

そのために、このブログを始めようと考えたのです。